みちょぱさん「買い物がアクションになる」|メルカリがサステナビリティを体験する実店舗「サステなストア」を開店

2021.11.25

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年11月25日 by おざけん

株式会社メルカリは「グリーンフライデー」に合わせ、2021年11月25日~11月27日の期間限定でユーズドアイテムの購入を通じてサステナビリティが体験できるメルカリ初の参加型ファッション実店舗「サステなストア」を表参道にオープンする。メルカリとしては初となる実店舗型の展開となる。

2021年11月24日、表参道にて記者向けの発表会が開かれ、モデルでタレントのみちょぱこと池田美優さんやスタイリストの大山シュンさん、インフルエンサーのTakumaさんなどが登壇した。

池田美優さん(中央)、スタイリストの大山シュンさん(右)インフルエンサーのTakumaさん(左)

今回は2020年に続いて2回目となる取り組みで、テーマを”ユーズドでおしゃれを楽しもう”に設定し、身近なサステナビリティを体験できるファッション実店舗「サステなストア」を展開する。

「サステなストア」で販売されるファッションアイテムは、一般の利用者が「メルカリ」上でハッシュタグ「#サステなストア」をつけて出品したアイテムの中から公募する形式で、2021年10月5日から10月31日の出品応募期間中、アクセサリー、小物のファッションアイテムから、ヴィンテージ・レトロ商品まで幅広いジャンルで総計5万品を超えるファッションアイテムが出品された。

「サステなストア」では、今回出品された5万点以上のファッションアイテムの中から、池田美優さんらプロジェクトアンバサダーが厳選したアイテムや、アンバサダーが着なくなって家に眠っている私物など約450点を店頭にて販売する。なお、「サステなストア」の売上金は、全額「メルカリ寄付」に登録されている自治体や慈善団体に寄付されるという。

「サステなストア」のオープンに際して、メルカリジャパンCEO 田面木宏尚氏は、会見で以下のようにメルカリの社会貢献度の高さを強調した。

メルカリは、取り扱っている製品の性質上、持続可能な社会を作るために創業されたといっても過言ではありません。メルカリは、プラネットポジティブを目指しており、地球の限りある資源をあらゆる生命と共有したいと考えています、

今回のイベントに来店していただいたお客様の1人でも多く環境問題について興味を持ってもらい、消費行動をサステナブルなものに変えていきたいと思います。

メルカリでモノを循環させていき、循環型社会に寄与していきたいと考えています。

また、メルカリがどれほどCO2削減に寄与しているのか、メルカリジャパンCBO兼CMO 野辺一也氏は、ファッションアイテムを生成する過程で発生するうちの65%のCO2削減にメルカリは寄与できるとしている。

Tシャツ一枚を生産するのに発生するCO2は約20㎏といわれているが、そのうち「つくる」際に発生するCO2は約13kgなので、約65%抑えることができる。メルカリをつかうことで、製造工程で発生するCO2の量を理解してもらいたいと考えています。

また、出品された5万点のアイテムを選定したアンバサダーは以下のようにコメントした。

Takumaさん

店頭に並ぶアイテム以外にもたくさん選びたいアイテムがあったんですが、すごい数になってしまったので選別に時間がかかりました。その分厳選したアイテムが選べたので満足して購入してもらえると思います。

大山しゅんさん

(出品数が)ものすごい量で悩みました。時代のトレンドがごっちゃになっているカオスな感じが楽しかったですし、僕ら世代に響いたり他の世代にも楽しんでもらえるものを厳選しました。

池田美優さん

すごい量があって選ぶのにめちゃくちゃ時間がかかりました。自分のものだと思ってしまうほどでした。今回選ばせていただいたのは、自分が着るようなアイテムが多いのですが、頑張って絞りました。すごくいいものを選ばせていただきました。

また、会見に登場した池田美優さんは漁でつかわれる網をリサイクルしたワンピースを着用。髪飾りに風呂敷も使用していた。

着心地について池田美優さんは「素材をリサイクルしていると感じない。むしろ普通のものよりもよく感じる。着心地もとても素晴らしい。」とコメントした。

髪飾りに使用されている風呂敷は、「サステなストア」で商品を購入された方に包装として使用されるもの。イラストレーターの一条ひかるさんがデザインしたエコ素材が使用された風呂敷だ。デザインには、身近に出来るサステナブルアクションが、16種類描かれている。

髪飾りに風呂敷を利用したのは、デザインが素晴らしいことと風呂敷を商品の包装に使うだけでなく、ファッションアイテムとしても利用してほしいからだ。用途を1つに限定することなくさまざまな視点からモノを利用してほしいという考えだ。

また、池田美優さんは「買い物が1つのアクションになるので手軽にできると知っていただけたらなと思う。」とも述べ、購買行動を通じて持続可能な社会づくりに取り組む重要性を訴えた。

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    新着記事

    アシックスの新しいランニングシューズNIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)

    SDGsの基礎知識

    食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介

    もっとみる

    おすすめ

    2035年までに気温上昇を1.5度未満に!|気候・エネルギー・環境相会合にて目標明記

    横浜・都内3ホテルで環境配慮の化粧品配布|神奈川大がグローバルホテルとの連携開始

    日産とNEXCO中日本が提供するEV普及の取り組み「GREEN LONNGE」とは

    子供服シェアリングプラットフォーム「キャリーオン」の子供服再流通が 100 万着を突破|株式会社カイタックファミリー

    都内スーパーマーケットに「農場」が出現|ドイツ発ベンチャーが都市の地産地消を促すサプライチェーンを展開中

    ファッションの廃棄ロスゼロを目指して|ブランディア×エスモード ジャポン