23卒就活生の73.1%が「SDGs」について認知、「企業選びで重視」は22卒より7.2ポイントUP

##SDGs目標8#若者 2022.01.25

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【更新日:2022年1月25日 by おざけん

株式会社IDEATECHが運営する国内最速級の「完全依頼型」リサーチPR「リサピー®️」は、20~24歳で2023年春に就職予定の就活生547名を対象に「23卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査を実施した。

調査の結果によると就活生への認知度が前回調査より2.3ポイント上昇し、就職先企業を選ぶ上で重視するポイントとして「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方も前回調査より7.2ポイント上昇していることから、その浸透度が高まっていることが伺えた。

今回の調査は、2021年4月に実施された「22卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査の定点観測として、2023年春に就職予定の就活生547名に向けて実施された。

まず、就職先企業を選ぶ上で重視する点としては「職場の雰囲気の良さ」や「給与・待遇の良さ」といった回答が多く見られた。

そんな中「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方は24.5%という結果になり、前回調査(22卒就活生)の17.3%から7.2ポイント上昇する結果となっている。

「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した理由としては、「将来性のある企業だと判断できる」(45.5%)という回答が最も多く、次いで「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」、「企業の社会的役割を重視したい」、「企業イメージが良く、親しみが持てる」(が同率44.8%)といった回答が多く集まった。

また、企業のSDGsへの取り組みについて知る手段としては、「メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど)」、「企業CM・企業ホームページ」、「会社説明会・インターンシップ」がそれぞれ50%を超える結果となった。

さらに、約9割が、「SDGsへの取り組みが企業選びに影響する」と回答しています。その他にも、「社会貢献ができるのかは働くうえでの誇りに繋がる」や、「時代の流れに対応し、多様性を認めているという証明になる取り組みだから」といった意見も挙がった。また、23卒就活生のSDGsに対する認知度は73.1%と非常に高く、前回調査の70.8%から2.3ポイント上昇した結果となった。そして、前回調査と同様、17の目標の中でも「ジェンダー平等の実現」への関心が最も高い結果となった。

【調査概要】
調査概要:「23卒就活生の選社軸とSDGsの関係性」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月24日〜同年12月26日
有効回答:20~24歳で2023年春に就職予定の就活生547名(男性155名、女性392名)

▼SDGsについて詳しくはこちら

就職先の選社軸、「SDGsに対する姿勢や取り組み」は24.5%(22卒比+7.2ポイント)

「Q1.就職先企業を選ぶ上で重視する点はなんですか?(複数回答)」(n=547)と質問したところ、「職場の雰囲気の良さ」が61.2%、「給与・待遇の良さ」が59.2%、「福利厚生の充実」が55.2%という回答となった。

企業のSDGsへの取り組みが、「企業の将来性」と結びつくという声も

Q1で「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方に「Q2.その理由はなんですか?(複数回答)」(n=134)と質問したところ、「将来性のある企業だと判断できる」が45.5%、「コロナ禍で持続可能なビジネスモデルの必要性を実感したから」と「企業の社会的役割を重視したい」と「企業イメージが良く、親しみが持てる」が同率で44.8%という回答となった。

約6割が、「メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど)」からSDGsへの取り組みについて情報収集している

Q1で「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方に「Q3.企業のSDGsへの取り組みについて、どのように情報を得ていますか(得ようと考えていますか)?(複数回答)」(n=134)と質問したところ、「メディア(ニュース・新聞・WEBサイトなど)」が57.5%、「企業CM・企業ホームページ」が52.2%、「会社説明会・インターンシップ」が50.7%という回答となった。

88.8%が「SDGsへの取り組みが企業選びに影響する」と回答(22卒比+3.5ポイント)

Q1で「SDGsに対する姿勢や取り組み」と回答した方に「Q4.企業のSDGsへの取り組みは企業選びに影響しますか?」(n=134)と質問したところ、「とても影響する」が24.6%、「少し影響する」が64.2%という回答となった。

企業のSDGsへの取り組みが、「働くうえでの誇りに繋がる」や「多様性を認めているという証明になる」といった声も

Q4で「とても影響する」「少し影響する」と回答した方に「Q5.理由を教えてください。(自由回答)」(n=119)と質問したところ、「社会貢献ができるのかは働くうえでの誇りに繋がる」や「時代の流れに対応し、多様性を認めているという証明になる取り組みだから」など99の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>

  • 21歳:社会貢献ができるのかは働くうえでの誇りに繋がる。
  • 21歳:時代の流れに対応し、多様性を認めているという証明になる取り組みだから。
  • 21歳:社会貢献度が高い企業に就職したいから。
  • 24歳:自分がSDGsに興味あるから。
  • 20歳:社会的な影響があるから。
  • 20歳:今後より一層SDGsが注目されていくと思うから。
  • 20歳:将来性があるから。

23卒就活生の73.1%が「SDGs」について認知(22卒比+2.3ポイント)

「Q6.SDGs(持続可能な開発目標)についてどの程度知っていますか?」(n=547)と質問したところ、「内容を詳しく説明できる」が14.2%、「内容をある程度知っている」が58.9%という回答となった。

22卒調査と同じく、SDGs17の目標のうち「ジェンダー平等の実現」に最も高い関心

Q6で「内容を詳しく説明できる」「内容をある程度知っている」「聞いたことはあるが、内容は知らない 」と回答した方に「Q7.SDGs17の目標のうち関心の高いものはどれですか?(複数回答)」(n=499)と質問したところ、「5. ジェンダー平等を実現しよう」が37.7%、「3. すべての人に健康と福祉を」が32.3%、「1. 貧困をなくそう」が32.1%という回答となった。

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