企業が取り組むSDGsの身近な事例8選-個人の取り組みも紹介!

#ダイバーシティ#フェアトレード#再利用 2022.08.23

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身近なところからSDGsに取り組んでいる企業はたくさんあります。この記事では、中小企業など規模の小さな会社でも取り組めるSDGsの取り組み例や職場でできる身近な取り組みをご紹介します。

SDGsに取り組むメリット

SDGs​に取り組むことで見込まれるメリットは多くあります。ここでは、企業の場合と個人の場合に分けてご紹介していきます。

企業が取り組むメリット

企業がSDGsに取り組むことで得られるメリットは多くあります。
たとえば、企業のブランドイメージ向上につながるという点です。
SDGsへの積極的な取り組みが企業の社会的責任を果たしているという点で非常に高く評価され、顧客のみならず投資家からも支持を得やすくなります。

また、コスト削減が見込めるという点もメリットとして挙げられるでしょう。
SDGsへの取り組みは環境面への配慮等も含まれているため、省エネや省資源を行うことでコストも低く抑えられます。

その他、従業員のモチベーションや満足度の向上など、上記の他にもさまざまなメリットがあります。

個人が取り組むメリット

個人がSDGsに取り組むことで得られるメリットも多くあります。
具体的には、後世によりよい世界を残していくことができる点です。
世界が抱える課題が、このままの状態を継続すると世界は後退していってしまいます。

しかし、一人ひとりがSDGsに貢献することで社会全体が好転していきます。
その結果、持続可能な社会が見込まれるようになります。
この他にも企業と個人を互いに理解するための相互ツールになるといったメリットなどもあります。

SDGsがもたらすメリットについて詳しくはこちら>>

SDGsに取り組む企業の身近な例

では、SDGsに取り組む企業は一体どのような取り組みを行っているのでしょうか。

中小企業でもできる取り組み事例3選

株式会社SAMURAI TRADING

 

株式会社SAMURAI TRADINGは、食品添加物販売および環境関連事業を取り扱っています。
主な取り組み内容として、バイオマスプラスチックに卵殻を60%使用した製品の製造・販売を行っています。それにより、廃棄物の削減が行われています。

その他にも指定障害福祉センターとの協業など、製品に対する工夫だけでなく、支援活動も積極的に行っています。

京都831家

京都831家は食品の製造販売を行っている企業です。
地元の農家が育てた野菜を使用し、新たな商品として販売したり、加工したりしています。
それにより、地元に住む人の仕事を確保でき、再利用によってフードロス問題にも貢献しています。
その他にもリモート勤務の推奨などの働き方改革も行っています。

株式会社山翠舎

株式会社山翠舎は、商業建築や店舗改装および内装工事、 個人住宅新築増改築工事全般、古木買取販売、古民家解体再生移築などの事業を取り扱っています。

古民家の古木を生かした店舗のデザインや施工を行ったり、家具の製作・販売を行ったりしています。廃材となる可能性のあった木材の再利用といった廃棄物の削減を試みることで、SDGsに貢献しているのです。

中小企業のSDGsへの取り組みについて詳しくはこちら>>

企業のユニークな取り組み3選

森永製菓

森永製菓では、自社製品である「チョコボール」「ラムネ」「おっとっと」などをもとに、SDGsの目標達成につながる未来のお菓子のアイデアを募集するキャンペーンを実施しています。
SDGsの目標達成につながるアイデアを組み込んだ製品を、応募しており、子どもたちが楽しみながらSDGsに関する理解を深められる取り組みです。

ロレアルグループ

ロレアルグループでは、紙製のボトルを市場導入するよう、取り組みを講じています。
同社では、他にも紙製チューブをリリースするなどさまざまな施策を実施しています。

紙製の容器の開発・導入は、さまざまな困難があり、とくに製品の品質をプラスチック容器同様に保つことが非常に難しく、実現するために時間がかかっています。

H&Mファウンデーション

H&Mファウンデーションでは、毎年12万トンの売れ残り衣服の焼却処分が問題視されいたこともあり、衣服ロス問題の解決のために積極的に取り組んでいます。

同社では、Global Change Awardと題して循環型で廃棄物を出さないような、イノベーションアイデアを募集しています。

選ばれた発明チームには、資金援助やアクセンチュアとスウェーデン王立工科大学と協力し、1年間のイノベーション促進プログラムを提供するなど、充実したサポート体制を提供しています。

SDGsの面白い取り組みについて詳しくはこちら>>

職場でできる取り組み3選

資源の削減

紙や電気など職場では非常に多くの資源を使用しています。
しかし、ペーパーレス化やエアコンの削減、LEDへの変更など資源の削減を心がけることでSDGsへの貢献をすることが可能になります。

食品ロス対策

ランチタイムには、昼食をコンビニや飲食店で購入すると思います。
その際に、賞味期限・消費期限が早いものを選んだり、CO2など温室効果ガスをあまり排出しておらず、環境フットプリントという環境負荷を測る際に、環境に負荷を与える物質全てを指標物質とした指標への該当が少ない商品を購入したりすることで食品ロスの削減につなげることができます。

固定観念の見直し

職場では、差別や偏見、ハラスメントが根深い問題とされており、その改善のためには一人ひとりの固定観念の見直しが必要であるとされています。
多様性の享受を行い、職場環境を改善していくことでこうした課題の改善につながります。

まとめ

このように、SDGsへの取り組みは多種多様であり、個人でも企業でもできることがあるため、一人でも多くの人に積極的な姿勢で取り組んでほしいと思います。
また、現在の取り組みが未来の持続可能な社会の実現につながるため、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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