【更新日:2022年5月20日 by 三浦莉奈】
求人検索エンジンIndeedを運営する日本法人Indeed Japan株式会社(以下、Indeed)は、毎年6月に世界各地でLGBTQ+の権利について啓発を促すことを目的にさまざまなイベントが行われる「プライド月間」に向け、『Indeed Rainbow Voice 2022』を4月21日よりスタートした。
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「Indeed Rainbow Voice」とは
「Indeed Rainbow Voice」は 、LGBTQ+の方々が仕事さがしや職場において感じたことのある想いや意見、違和感などのさまざまな“声”を社会に届け、すべての人々が自分らしく働ける社会を実現するためのプロジェクトだ。
2021年から始まったこのプロジェクト。2回目となる今年は、以下の3つの取り組みを行う。
1.LGBTQ+の方々の声を「BE Voice」として募集
特設サイトを開設し、LGBTQ+の方々が、「仕事」「職場」や「仕事探し」で感じたことのある想いや意見、違和感などの声を「BE Voice」として募集する。
職場で嬉しかったことや課題に感じる点や、職場の同僚や上司、または人事部や経営層などに知ってもらいたいことを中心に、さまざまな意見を広く募集。寄せられた声をもとに、雑誌『BE』を制作し、世の中に広く届けることで、働くすべての人々に考える機会を与える。
※受付期間:2022 年 4 月 21 日(木)から 5 月 31 日(火)23:59 まで
2.“生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』の創刊
「BE Voice」として寄せられた声をもとに、雑誌「”生きる、働く”を知るライフマガジン『BE』」を創刊し、無料で配布する。
『BE』を通じて、職場に存在する LGBTQ+を取り巻く誤解や認識不足を顕在化させることで、働く人々が職場や仕事でどんな行動を取ったり、気を配ったりしたらいいかを知る機会を創出する。
制作にあたって、さまざまな企業や組織で活躍する LGBTQ+当事者として、滝沢ななえさん、サリー楓さん、かずえちゃん、松岡宗嗣さんの 4 名を編集スタッフに迎えるとともに、制作スタッフを Indeed 上でも募集した。
3.企業のこれからの LGBTQ+支援のありかたを指南する「BE オンラインセミナー」の実施
今回は、声の募集、雑誌の創刊に加え、各企業がダイバーシティのある職場づくりを実現するために何をしていくべきかを具体的に考える場を提供する。
具体的には『BE』創刊後、企業の人事やD&I担当者向けの「オンラインセミナー」の実施を予定している。
「Indeed Rainbow Voice」を通じて明らかになった「声」も踏まえ、当事者が企業LGBTQ+支援の取り組みをどうみているのかを知るとともに、企業がこれからどのような支援や職場での配慮を行っていけばいいのかを考えるきっかけを提供し、具体的な取り組みを提案する機会だ。
Indeedのミッション|「We help people get jobs.」
Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、LGBTQ+の方々を含むすべての人々が自分らしく働け、幸せにつながるような仕事が見つかる社会を実現していきたいと考え、さまざまな取り組みを行なっている。
このプロジェクトが、あらゆる人々が公平に、幸せになれる仕事が見つけられ、働ける社会を実現していくための一助となるだろう。
さいごに
こうしたキャンペーンは、SDGsの目標達成につながる大きな取り組みの1つだ。
SDGsに対して具体的にアクションを起こすためには、まず「知る」ことが大切。そして、その先に自分で考え、考えを声として届けることが重要だ。
ぜひみなさんも、『BE』を通して知り、考え、届けてみてはいかがだろうか。
『Indeed Rainbow Voice 2022』特設サイトはこちら▼Indeed Rainbow Voice 2021の記事はこちら