アキュラホームが世界で初めて開発に成功した「木のストロー」がドラマ化

##SDGs目標14##ごみ問題 2022.05.13

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アキュラホームが世界で初めて開発に成功した「木のストロー」に関して、フジテレビジョン製作のもとドラマ化することが決定した。

このドラマは「楽しくアクション!SDGs 滅亡させない♡地球の作り方」プロジェクトの関連番組として2022年2月26日に放送された。

ドラマ放送に先駆けて、2022年02月21日、日本で初めて木のストローを採用した場所としても知られるキャピタルホテル東急で制作発表会イベントがおこなわれた。

本イベントでは、アキュラホームCEO宮沢俊哉さんの挨拶、その後主演の堀田真由さん、鈴木保奈美さんが登壇し、キャストたちによるトークセッションが行われた。

ドラマの原作は、住宅メーカーであるアキュラホームの西口綾乃さんの同名著書。世界初の木のストローを開発し、実現するまでの実話を描いた物語だ。

木のストローは、2019年の大阪サミットをはじめとするG20のすべての会合で採用されたり、第29回地球環境大賞農林水産大臣賞、グッドデザイン賞など多くの賞も受賞している。

今回のドラマ化についてアキュラホームCEOであり、鉋(かんな)社長として知られる宮澤俊哉さんは、

びっくりしている。まさかドラマにまでなるとは思っていなかった。

このドラマをきっかけに一緒に環境について考える仲間が増えてほしいと願っている。

とコメントし、

フジテレビのSDGsドラマでは連続主演となる堀田さんは、

正直、プラスチックのストローを廃止する運動で紙のストローについては知ってたが、木のストローについては知らなかった。

間伐材を使用しているということに驚いた。紙のストローと違い使用してもふやけず、味の変化もない。ほのかなヒノキの香りと洗って使えるというのも素晴らしいと思った。

とコメントした。

日頃行っているSDGsやチャレンジしたことを聞かれた際には、

マイボトルの持参を心がけています!

あと、Tシャツヤーンにチャレンジしてみたいです!

と積極的に取り組みを行っている姿勢を見せた。

Tシャツヤーンとは

Tシャツを細くカットして作る編み糸のことをいい、Tシャツとヤーン(糸)という言葉を掛け合わせた造語。いらないTシャツを再利用してアイテムづくりをすることができる。

引用元:「Tシャツヤーン」の作り方。不要なTシャツのリサイクルに | Craftie Style

一方、SDGsドラマ初主演となるがNHK連続テレビ小説「わろてんか」(2017年下期)で堀田さんと親子を演じた鈴木さんは、木のストローについて

話題を聞いたことはあった。また、SDGsについて聞いたことはあったが、どこかうやむやにしていて、このドラマを通して勉強することができてよかった。

と木のストローだけでなくSDGsという存在を再認識するきっかけづくりであったとコメント。

日頃行っているSDGsやチャレンジしたいことについては

私も(堀田さんと)同じようにマイボトルの持参を心がけています!

あと、プロに靴磨きを教わって挑戦してみたいと思っています。

とコメントした。

堀田さんは最後に

ドラマを通して、SDGsについてひとりでも多くの人に考えるきっかけを与えることができたら良いです。

と締めくくった。

さいごに

今回の事例のように、日本企業が世界初となるSDGsの取り組みを行うこともある。

積極的な取り組みやドラマ化を通して、日本でのSDGsの認知度・取り組みが活発化していったらよいと感じた。

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