【更新日:2022年1月13日 by user】
みなさんはどのようにSDGsについて学んでいますか?
SDGsは、書籍、ゲーム、イベント、動画、メディア、インターネットなど、さまざまな方法で学ぶことができます。
しかし、さまざまな情報が出回っている中で「信頼できる最新の情報が知りたい」や「基礎知識はあるから、社会におけるSDGsの現状を知りたい」と思うことはありませんか?
そのような方には新聞社が運営しているサイトでSDGsを学ぶことをお勧めします。
今回は、SDGsに関する新聞社の記事を読むことができるおすすめのサイトをご紹介します。
SDGsを新聞社のサイトを通して学ぶメリット
メリット①情報の信頼性が高い
新聞記事でSDGsを学ぶメリットとして、まず情報の信頼性が高いということが挙げられます。
インターネット上では様々な情報を得ることができますが、誰もが情報発信できるため、ネ新聞が持つ「編集」と「校閲」という重要な2つの機能を経ていない情報もたくさんあります。
新聞社が運営するサイトは一次情報の発信が多く、だからこそ発信する内容を精査し、正しい情報を届けることが重要となるため、新聞社のサイトの信頼性は高いと言えます。
新聞社のサイトは記者が取材をする場合が多いため、事実に沿った内容であることが多いです。実社会に基づいた情報なので、SDGsの取り組みや現状を具体的に知ることができます。
メリット②網羅生が高い
2つ目は、網羅性が高いということです。
新聞は、社会の出来事について広い読者を対象に素早く報道する定期刊行物です。そのため、新聞社が運営するサイトでは、SDGsに関する社会の出来事についての情報のキャッチアップも素早く、幅広い内容の記事が公開されている場合が多いです。
さまざまな分野の記事を見ることができるため、今まで興味がないと思い、触れてこなかった情報に触れることで新しい発見ができ、さまざまな分野への情報視野が広がります。
新聞社が運営するおすすめのSDGsサイト5選
次に、SDGsを学ぶためにおすすめな新聞社が運営するおすすめのサイトを5つご紹介します。
朝日新聞2030SDGs|SDGsを初めて学ぶ人にもおすすめ
朝日新聞社は、SDGsについて積極的に発信しています。更新頻度はそこまで高くないものの、SDGs専門のサイトが作られているためSDGs関連の記事が豊富です。
そもそもSDGsとは何なのかを紹介している記事もあるので、SDGsを初めて学びたいと思っている人にもおすすめです。
また、動画や朝日新聞主催のSDGsに関するイベントなど記事以外のコンテンツも豊富なので、より深くSDGsについての理解を深めることもできます。
朝日新聞2030SDGsのページはこちら
日本経済新聞|記事の質が高く、情報量も多い
日本経済新聞は速報性が高く、SDGsに関する企業の取り組みの記事が多い印象です。そのため、より具体的なSGDsの取り組みについて知りたい人におすすめです。
しかし、一部の記事以外は会員登録をしないと閲覧することができません。無料会員なら月に決まった本数の記事を読むことができ、有料会員なら読み放題になります。
ほぼ毎日ビジネスに関係するSDGsの記事が更新されるので、毎日最新の情報を入手することができます。
日本経済新聞のページはこちら
東京新聞 TOKYO Web|無料で手軽に読める記事が多い
東京新聞は更新頻度はそこまで高くないものの、無料で社会やビジネスに関するSDGsの記事を読むことができます。
より実践的な内容の記事が読みたいけど、お金は払いたくないという人におすすめです。
東京新聞のページはこちら
宮日SDGsプロジェクト|さまざまなジャンルの記事が揃っている
宮崎日日新聞社は2020年11月25日、創刊80周年を迎えそれを機に「SDGs宣言」を行いSDGsの各目標に対応する具体的なゴールを掲げています。そのため、SDGsに関する記事の掲載に力を入れています。
特徴としては、紙面で掲載された記事と同時にサイト独自の記事も公開しているので情報の量が多いです。
また、ほぼ毎日記事を掲載しているので速報性も高くなっています。多様な種類の記事があり、幅広い年代におすすめできるサイトです。
宮日SDGsプロジェクトのページはこちら
読売新聞教育ネットワーク|学ぶことに焦点を当てているサイト
このサイトは、読売新聞社が持つ豊富なリソースをベースに、大学や企業との強固なネットワークを生かし、あらゆる世代に「学び」を提供することを目的としたサイトで、その中の1つにSDGsに特化したページが設けられています。
ページの特徴としては、SDGsに関する学校での取り組みやイベント、教育プログラムの情報など、教育に特化しています。また、記事を読んだ人がすぐに取り組めるように、身近なことから始めるためのアドバイスなども紹介されています。
このサイトの活用方法としては、SDGsに関する最新の情報を入手するというよりかは、SDGsに関する知識を深めるような使い方がいいでしょう。
読売新聞教育ネットワークのページはこちら
SDGsを学べるおすすめの書籍 3選
最後に番外編としてSGDsを学ぶためのおすすめの書籍をご紹介します。
SDGs初心者におすすめ「60分でわかる!SDGs超入門」
この本はSDGsの基本」から、SDGsに取り組む企業のインセンティブと意義についてまで、サプライチェーン&バリューチェーンの視点からわかりやすく解説しています。大人向けの内容となっています。
経済や世界情勢に興味がある人におすすめ「2030年の世界地図帳」
この本では、SDGsに関する諸問題を解決するためにどのようなアプローチが取れるのかについて考えます。2030年の世界はどこに向かうのか、経済や世界情勢に興味がある人におすすめです。
SDGsの歴史や背景がわかる「SDGsを考える」
この本では、歴史・環境・経営の視点からみた持続可能な社会について考えます。SDGsの背景や歴史だけでなく、SDGs達成のための経営や技術などの解説もあります。
これらの書籍以外にもSDGsを学べる本はあります。
SDGs CONNECTでは、おすすめの書籍をまとめた記事を公開していますので参考にしてみてください。
SDGsのおすすめ書籍について詳しく知りたい方はこちら▼
まとめ
今回は、SDGs新聞社が運営するサイトを中心に紹介しました。
ネット上にはさまざまな情報がありますが、その分私たちには情報の良し悪しを判断する「情報リテラシー」が必要となります。
そのためにも、より信頼性の高い新聞社が運営するサイトを活用してみてはいかがでしょうか。
SDGsとは
SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。
2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年で達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。
SDGsでは経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みが広がっています。
SDGs CONNECTでは、SDGsの各目標ごとに解説記事を公開しています。
▼各目標の詳細は以下の画像をクリック
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